アートになるということ。
現代アートの素敵なところは、簡単にアートに参加できるところ。
こんなわたしでもアートできるってこと。
大学では美術を勉強しています。
しかし、美術といっても美術史、美術は大好きだけど自分で作品を創り上げることはできないのです。
写真はたまに撮るけどね
でも現代アートは少し違うと思う。
よくわからない作品を観て、アートってなんだろう?って考える行為そのものがアートなんじゃないかな、そう考えています。わたしは、
そう考えるとアートって、考えてるよりもずっとずっと敷居が低くて、誰でもできるようなものなんじゃないかな?
最近そう思います。
私的な理由で足繁く通っている、六本木ヒルズの最上階「森美術館
現在「リー・ミンウェイとその関係展」という展覧会が行われています。
台湾出身、ニューヨーク在住、リー・ミンウェイの個展。
90年代後半から、観客参加型アートプロジェクトを企画しているアーティストです。
観客が参加することによって完成する作品が、ここでもたくさん紹介されています。
そのひとつ、〈ひろがる花園〉 という作品
リー・ミンウェイ 《ひろがる花園》 2009年展示風景:第10回リヨン・ビエンナーレ、リヨン現代美術館、フランス、2009年エイミー&レオ・シー氏蔵 撮影:Blaise Adilon
http://www.fashion-press.net
ギャラリーに咲くガーベラの花、お客さんが1本ずつ持ち帰っていいとのこと。
けれども、帰り道にその花を、見知らぬ誰かにプレゼントしなくてはなりません。「お花をあげる」という行為がまるごとそのままアート作品になるのです。
わたしは、帰り道に駅の近くで、外国人のイケメンに渡したのですが、それはもうめちゃくちゃ緊張しました!
でもそのあとの笑顔が!本当に嬉しかった。
自分がアート作品の一部になれて、それが笑顔を生むそれって素敵なことじゃない?
幸せを呼ぶ作品の一部になってみませんか?
さあ、アートになろうよ
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