2014/11/30

あたたかいきもち


もう1週間なのね

ニューヨークに行くにあたって
先輩に聞いたの
なにがオススメですか?って
そしたらこの動画が送られてきてね




なんか温かい気持ちになるでしょ?
モチベートされるでしょ?
人と人の「つながり」みたいなのを感じることができるでしょ?

日本に帰ってきて感じたのは
なんだか寂しいなってこと

向こうでは
hi! how are you?で会話が続く
目が合ったらそらすことなく笑顔が生まれる

そうゆうのってなんか温かいなって
そうゆうのってなんかいいなって

だからわたしも自分から笑顔でいようってそう強く思ったのです



2014/11/22

On the Town, On the NYC


好きな映画は "Singin' in the Rain" なんだけど
"On the Town" も外すことはできない








1949年のMGM映画は、シナトラ、ジーン・ケリー、アン・ミラーと豪華なキャストが並んでいる
実際にロケ地として、ニューヨークの地に降り立って撮影したのはこの時代にもしかして初めての試みかもしれない!


そして、ニューヨークに来ていちばんはじめに
このミュージカルをブロードウェイで観ました!



ニューヨークに憧れる水兵たちが、TOWNに降り立ち
限られた時間を楽しんでやる!っていうこのはなし

ニューヨークに憧れるわたしもTOWNに降り立ち
限られた時間を楽しんでやる!って、立場が一緒で共感共感

水兵たちニューヨークでならなんでもできるってかんじ なんだけど
そしてわたしもニューヨークでならなんでもできちゃうってかんじ!


2014/11/20

憧れが現実になるとき

タイムズスクエアに立つこと
ニューヨークに憧れを抱きはじめたのはいつからだったかな

絶対ここに来たい!
ずっとずっとそれだけを漠然と思ってたのに
来てみてなんだか
まったく実感がないのは何でかな

冷たすぎる空気が目を覚ましてくれると思ってたのに
ぜんぜんそんなことない
ここに来て世界のうつりかたが
ちょっとだけ変わるかもしれない






2014/11/16

目は大切、眼科にいきましょう


広告のコピーを考えるときは
広告を見たその人が一瞬でいいからこころの中で!となるようなインパクトが必要だといいます

よくばらなくていいから!と一瞬だけ
!っと考えさせられたり
!っとおどろかされたり
!っと共感させられたり

こころの中でなにかしらのリアクションが持てれば
一瞬でいいからそう思えれば
何事でもずっと記憶に残るんだって!






Have you ever thought of which one of your senses would be worst to lose ?
あなたはいままで、五感のうち、どれがなくなったらいちばん困るか考えたことがありますか?


この広告はなに?
見る人は絶対一瞬!っと止まるでしょう
頭の中に!が出てくるでしょう

こちらは伝説的広告代理店DDBによるもの
1960年代後半くらいに発表された一連の広告群です

視力検査の必要性を呼びかける広告なんだけど、ダイレクトに「眼科に行け!」とは言わない、見る者に必然的に「考えさせること」を意図するこのスマートさ
以下「!」が止まらないはずです!



If his arms were 3 inches longer he wouldn't need glasses
彼の手があと3インチ長かったら、メガネはいらないでしょう!



It isn't the needle's eye that's changed
変わったのは、針の穴の大きさではありません!



Hold this at arm's length. Does it appear blurred ?
腕をのばして、はっきり見えますか?


!!!
あなたはなにを思いましたか?
はい、眼科にいきましょう
目はふたつしかないからね、大変です



2014/11/15

大石先生の教え


美学の大石先生が言うには
世の中にはクリエイターなんていないんだって!

っていうのも"CREATE"は「無」から何かを創り出すことであって
それは神様みたいな超自然的存在しかできないことらしい

だけど人間には"INVENT"ができる
淡々とした生活でも、ちょっとだけ視点を変えると
いままで見えなかった新しいものが見えてくる
そして偶然にも、既成のものをいいかんじに組み合わせた人が天才とされるんだって

なるほどね
アイディア次第で、だれでも天才なれるわけね!


身近なものを使って、ここまでやってしまう彼らは天才
Ok Go の ミュージックビデオはいつも感動してるけど
2週間前くらいに公開された今回の新作も期待を裏切ることはなかった!
I Won't Let You Down (2014)









このビデオ、一回も切られることなく続くの!それもすごすぎ
何テイク撮ったんだろう?笑


最初に彼らを見たときの衝撃!ほんとにすごかったな
Here It Goes Again (2007)




わたしにもなんか舞い降りてきてひらめかせてほしい、、
っていうのも今、「自画像」をテーマにムービーを撮らないといけなくて
一応、ピンクとオレンジで世界を染める予定です


そして大石さんの美学が難しすぎる





2014/11/13

トウキョウの音 ニューヨークの音


53階というすごい高いところでアルバイトしてるんだけど
ひとつ一面が窓になってるギャラリーがあるわけ

窓の外にはトウキョウの夜景が広がる
広いはずなのにすごく小さな世界に見えてきて
自分の気にする小さなことなんてどうでもよくなる

静かなはずなのに目に映る光がリズムを奏でて音となる
トウキョウの夜はこれから!って音がする



LCD Soundsystem   Someone Great (2007)




アルバイトが終わって
帰りにひとりでさっきのギャラリーに戻る
美術館にはもうだれひとり残ってなくて
ひとりで心細いけど、なんだか落ち着ける
この夜景はさっきとは違う顔をしているな違う音がするな
今日もあともうちょっとで終わる


来週はニューヨークに行くの
エンパイアからの摩天楼
どんな音がみれるかな



LCD soundsystem   New York, I Love You (2007)


2014/11/12

薄い青色の空、夕方


低気圧のせいでなんだかぼーっとする
寝不足のせいでなんだかまぶたが重い

この時間になって日が出てきたのかな
窓の外がさっきよりちょっとだけ明るくなった気がする

遠くの建物がかすみがかった空気ととけて薄い青色に染まっている
同じように薄い光が、重ねてほんのりピンク色に染めている

なんだか外に出たほうが暖かいかも
今日は芝公園まで寄り道して帰ろうかな

こんな薄い青色の夕方には
Sebastien Tellier の"La Ritournelle"が似合う
そうだ、この空の色、ホドラーの描く空の色に似てる気がする









2014/11/11

わたしどんな顔してる?


昨日夜更かししたら寝不足で、いつものように駅まで走って
ちゃっかり、1限大幅遅刻しちゃったんだけど
英語の先生、怒るんじゃなくて、最初に言われたのは
「かるあ、魂ぬけてる、大丈夫?」って
わたしどんな顔してたの?泣きたい


今日は朝から夜までずっと授業で
今、最後の5限目を受けているんだけど、
火曜日の授業は興味持てなくて、ずっとふてくされてたら
友達の写真にたまたま写ってた自分の顔がぶさいくすぎて
わたしどんな顔してるの?泣きたい


やりたいこといっぱいあるし、エネルギーも時間もちゃんとある
欲しいものもたくさん、だれにもじゃまされたくないもん
とりあえず元気ださなくちゃ!まだ20歳だからね若いもんね

授業終わって帰り道
ipod で Spice Girls の "Wannabe" (1996) を聴いてみる
スパイスガールズを聴くと思わず足取りが軽くなる

わたしどんな顔してる?
たぶんたぶん活き活きしてるはず!







2014/11/10

素敵な青い目の男の子


大江戸線で、素敵な青い目の男の子にナンパされたの今日!
日本の人?これから用あるの?東京を案内してよ!って
だけどアルバイトで急いでいたわたしは
... sorry... I gotta go now... って
電車のドアが開いた瞬間に駆け出さなくちゃ行けなかったの

はあ、アルバイトって最悪
時間に追われてるって最悪



青い目の男の子、惹かれる女の子は多いけれども
マリリン・モンローもそのひとりだったらしいというはなし。


I wanna be loved by you, just you, and nobody else but you...
I wanna be loved by you, alone!
I wanna be kissed by you, just you, nobody else but you...
I wanna be kissed by you, alone!

「お熱いのがお好き」Some Like It Hot (1959) でのマリリン
最高にチャーミングで、最高にセクシー!
マリリンの魅力は50年以上たった今でも、見る者全てを釘付けにする!








今日帰り道にぎょっとしたんだけど六本木ヒルズにはもう大きなクリスマスツリーができてて、もしかしてミッドタウンのイルミネーションも始まったのかしら?おそろしすぎる!
「恋はいいよね、ときめきは生活を彩ってくれるよね!」って
ああ、もう!わたしも素敵な恋がしたい!Fine Romance がほしい!





でもでも、恋ももちろんだけれども、女の子にとってはこれも大切!
ダイアモンドは女の子にとって永遠の親友なわけ。
「紳士は金髪がお好き」Gentlemen Prefer Blondes (1953) でのマリリンに憧れない女の子はいないはず。







ゴシップガールのセリーナだって、マリリンに憧れるひとり!
セリーナの雰囲気、男を取り巻くかんじが最高に似合ってる!



そしてそして、ウィリアム・マッキンリー高校のグリー部の中でもね!




上記の2作はもちろん、「王子と踊り子」とか「恋をしましょう」とかマリリンのラブコメはみんな最高にハッピーになれるけれど、わたしのおすすめは「7年目の浮気」The Seven Year Itch (1955) !!!なんてったって最後のシーンがきゅんきゅんすぎる!

あーん、青い目の彼、また大江戸線で会えないかなあ?

うそ!そんなことない!わたしは現実を生きるよ!
でもでも、ちょっとだけマリリンを目指してるっていうのは秘密ね!


2014/11/07

NEW WAVE はつづく


衝撃!いみわかんないもの!
でも頭から離れないもの
Devo    Peek-A-Boo! (1982)




衝撃!いみわかんないもの!
どうしてもまた見ちゃうもの
B-52's    Rock Lobster (1979)




衝撃!いみわかんないもの!
そしてどうしても口ずさんでしまうもの
Franz Ferdinand    Love Illumination (2013)




アートをやろうと志す者は変態でなければいけないという
変態であることを自覚していなければ、アートなんてできないという

アートは理解をしようとしてはいけないという
分からないものをまるごとそのまま受け止めなければならないという

自主規制を掛けるのをやめて
ばかみたいだけど、そんなふうに物事を見れば
新しい世界が見えるようになる、
アートを通して新しい波に乗れる、そして波はずっと続いていく





2014/11/06

「行くぜ、東北」と高校生



2012 秋


高校生だったわたしは「行くぜ、東北。」が大好きで、駅に置いてあったチラシをとりあえず10枚持って帰りました

これといった特徴のない普通の平凡な駅なんだけど、エスカレーターの横の壁にこの派手なポスターが貼ってあって!一瞬で惚れました

家に帰って、10枚もどうしようか?と思って、とりあえず床に10枚並べてみて、ああ素敵!って眺めていました

ミーハーなわたしはすぐに東北に行きたくなりました
東北のイメージが全く無いポスターに広がる想像力、惹かれました






2014 秋


大学生になったわたしは、今の東京ステーションギャラリーの展示「ディスカバー、ディスカバー・ジャパン「遠く」へ行きたい」展の広告にに惹かれ、行ってみることにしました

ブレた写真はどこのものなのかわからない、「国鉄」の文字も小さい、「ディスカバー・ジャパン」は広告の最重要部分が欠落しているのにも関わらず、そのイメージには惹かれるものがあって!一瞬で惚れました

漠然としたイメージは、想像力を膨らませさせることによって見る者の心を掴む、70年代にこの広告に触発された若者同様、ミーハーなわたしは旅に出たくなりました

美術館に置いてあったチラシをとりあえず5枚持って帰りました








2014/11/05

雨に唄えば


夜遅くまでアルバイトの日は、家に帰るのもうんと遅くなっちゃう
駅から家まで、10分くらい歩かないといけないんだけど、
真っ暗で、静かで、星がきれいで、
空気が澄んでて、ちょっと風が冷たくて、
そして、ほんとうに誰もいなくて

夜この時間には、ジャズとかオールディーズを聴くのが好き
ヘッドホン音量をあげて、メロディーを口ずさみながら帰るの
50年代とか60年代とか、そんな時代のミュージカル女優の気分でね

道がひろいから、右に左に、ゆれながら歩いても
ちょっと目をつむりながら歩いても大丈夫だから
昔の記憶で、スニーカーでタップのステップを踏みながら歩いたり
ターンなんかしてみたり、傘を持ってたらくるくるまわしてみたりするの


"Singin' in the Rain" を観てきました!
渋谷ヒカリエ シアターオーブにて。アダム・クーパー主演!!!





映画の画面を通すことなく
こんな間近で、その場限りの歌を聴けて
こんな間近で、その場限りの踊りを観れて
息をのむってこうゆうことなのね!


思い入れが強いから「雨に唄えば」は映画至上主義のところがあるけど
"Broadway Ballet” と最後の "Singin’ in the Rain” については圧倒圧倒感無量
映画とは迫力が違う!生って素晴らしい!

改めて思わされたこと「わたしこのミュージカル大好きだ」ってこと
どんな時でも、見た後は必ず元気になれる、そんなミュージカルだよね










おてんばすぎて、むかしはヒールの高い靴を履かせてもらえなかった
ヒールは大人が履くもので、子どもが履くものじゃない!って言われてて
だから、ずっとハイヒールに憧れを持っていたの
ヒールが高い靴ならば、躍ると音がすると思っててね

7歳くらいのとき、はじめてヒールのある靴を買ってもらって
たった2cmくらいなんだけど、たしか茶色くてリボンが付いてて、
裏にチップが付いてるわけじゃないから、音は出るはずないのに
せまい玄関でなんちゃってタップダンスしてたの

タップダンス教室に通いはじめたのはその3年くらい後のこと
有名なジーン・ケリーのあのシーンを、はじめて見たのもこのころ
1番好きな映画が「雨に唄えば」っていうのは、現在まで続いています





2014/11/04

この時間、この風



この時間が好き

歩いてると右の方から太陽のひかりがあたる
前髪にあたって、睫毛にあたって、
目の中にきらきらうつる


この風も好き

11月だけど、まだそんなに寒くない
だれもいないみたいだよ、ここってこんなに静かだったっけ?
夕方に地元を歩くのは久しぶり


ジャミロクワイの "Blow Your Mind" を聴きながら
目をつむると、まぶたの裏がオレンジ色に染まる、ピンク色に染まる
さっき観た、デ・クーニングの絵みたいに、明るい色が混ざってる


日本橋の駅から10分くらい歩いたところにあるブリヂストン美術館では
ウィレム・デ・クーニング展」が開催されています


http://www.fashion-press.net/news/13044


http://www.tokyoartbeat.com/event/2014/DE06


戦後アメリカで活躍した抽象表現主義の画家ウィレム・デ・クーニング
60年代の彼の作品は、同時代に活躍したジャクソン・ポロックと違って
オレンジとかきいろとか、きみどりとかピンクとか、暖かい色を使う
そして、感情の赴くままに女性を描く
タイトルを見ないと何が描かれているのか、分からないけれど
大きな画面に勢いよく、いきいきと描いて行く


言葉に出来ない思いを、形としてあらわしたのかな
言葉に出来ない思いを、色としてあらわしたのかな


わたしは、デ・クーニングについて専門的なことを知らないけれど
彼の作品からは、プラスのエネルギーをもらえる、そんな気がする


曲が "Alright" に変わる
なんだか大丈夫な気がする







2014/11/03

音を感じる


なんだかんだでジェームズ・ブラウンが好きです。
I Got the Feelin' とか Get Up Offa That Thing とか、
父の車を思い出します。
窓がビニールでできていて、捲し上げるようなおんぼろパジェロの中で
父親はいつもジェームズ・ブラウンを大音量でかける。
そしてわたしをバレエ教室に送って行く、、そんなのを思い出す。





そしてレイ・チャールズが好きです。
What'd I Say とか Hit the Road Jack とか、
わかんない英語を聴くがままに真似して発音して歌う。
ソウルなリズムが全身に伝わっていく。




アレサ・フランクリンが好きです。
I Say A Little Prayer のメロディは、ものごころ付いたときから
既に自分の中にあったんじゃないかな。

そして、アレサといえば、"Think"
このパワー!エネルギー!来ましたブルース・ブラザーズ!





ロッキー・ホラー・ショーに続いて、濃いめのミュージカル
この「ブルース・ブラザーズ」も欠かすことができません!




1980年にジョン・ランディスが監督したアメリカのミュージカル映画。
黒いスーツに、黒い靴、黒いネクタイに、レイバンのサングラス、めちゃめちゃ怖くて悪そうなおじさん2人が、生まれ育った孤児院を救うために5000ドルを稼ごうとがんばるはちゃめちゃストーリー。
ミュージカルといえども、カーチェイスが派手すぎて、いったいいくら車を潰したのか?


でも注目すべきは、何よりも「音楽」!
こんなにも最高のソウル・ミュージックが揃った映画は、これ以外ないでしょう。
キャストも豪華すぎる!







最近の音楽は、オシャレなイージーリスニングが多くて、
聴きやすい曲なら何でもありな気がするのは気のせいかな?

「音楽」から「音楽的」な要素が消えつつあって
個性もなくて、ぜんぶ同じようなかんじがするのは気のせいかな?


一昔前までは、音楽にエネルギーがあった!
リズムがあって、体で感じることができた!
「曲」ではなくて、それは「音楽」であった!そんな気がします。


音楽を感じる!
音を感じる!
この感覚忘れられてない?




2014/11/02

アートと付き合うということ


絵に描いた人の顔、人の顔として見続けないと人の顔に見えてこない。
サルトルはこう考えたらしい。
きっと、美術作品も、「これは美術だ」って思い続けて観賞しないと、美術作品だと思えないのかもしれない。


ヨコハマトリエンナーレに行きました!
今回も最後の3日に駆け込むという、わたしの得意技!

Temporary Foundation 2014

Dora GARCIA Fahrenheit 451(1957) 2002


1日現代アート漬けになって思ったことは、現代アートはものすごく「頭を使う!」ってこと。
普段、日常生活では決して使わないような神経を使い、考えるに考えても答えは出ないし、肉体的にも精神的にも疲れ果てました。
アートって大変!


色々思ったことはあるけれども、
一番興味をもったのは、やっぱり「参加」が伴うアート作品。
この前の森美のリー・ミンウェイ展もそうだけど、やっぱり参加型アートはわたしの中で今とてもアツイ!


気になったのがフェリックス・ゴンザレス=トレスの作品たち。
四角い物体が置いてあってこれは何?と思ったらなんと画用紙が重なってて、自由に取って行っていいとのこと。
彼の作品は、ただ観賞の対象になるだけではなくって、人の手に渡り共有されることで初めて成立するんです。

もっとすごいのは、同じことをキャンディで行った作品があるとか。床一面に広がったキャンディを勝手に持って行って、なめていいとのこと。
これは美術作品になるのか?


森美術館で扱う作品のひとつに、リー・ミンウェイの作品<プロジェクト・ともに食す>というものがあります。
作家のミンウェイさんと抽選で選ばれたお客さんが一緒に、閉館後の美術館でごはんを食べるというものです。
リレーショナル・アートの師匠、リクリット・ティラヴァニの作品にも同じようなもの、ギャラリーに招いたお客さんにパッタイを振る舞って、みんなでわいわい食べることがアート作品になるというものがあります。
さて、こうゆうの、美術作品になるのか?


考えようによっては、彼ら2者の作品は、単なるイベントになってしまうかもしれない。
フェリックス・ゴンザレスのキャンディも、クルマ屋さんに置いてあるキャンディの箱と同じになってしまうかもしれない。


でも、それをアートとして観るためには、やっぱり、これは「アート作品だ」っていう規定を付けて、それに合わせて自分なりに考えて行くことが必要なんじゃないかな。
この前の投稿の繰り返しになってしまいますが、「アートとは何か」を考えることが、アートの根底にはあると思います。メタ・アート的なね。


アートは、わたしたちに「考える」ということを課しているんだと思います。考えるっていうとなんだか堅いけれども、答えがあるわけじゃないし、自由に好きに想像力広げればいいんじゃないかな?

自由に、自分に好きなように、付き合っていくと、美術は一生の友になる!飛躍しすぎですがそう思いました!


自由に、好きにアートする!