2014/12/13

ごめんねポールさん



朝、08:20 "Lady Madonna"を聴く
昼、13:40 "Get Back"を聴く
夜、21:50 "Oh! Darling"を聴く

そして今、"Tell Me Why"を聴く
たぶんこの後は "Blackbird"を聴く


わたしの生活にはいつもビートルズがある

だからいままで、オノ・ヨーコは避けてきたんだけど
ごめんねポールさん、オノ・ヨーコってすごいかもしれない


世界中のすべての時計を2秒ずつ早めなさい。
誰にも気づかれないように。




オノ・ヨーコと聞くと、ああジョン・レノンの日本人の奥さんねってなるけど、彼女がアーティストであることを知らない人は、意外と多いと思う

フルクサスっていう芸術団体があったんだけど
観客に何か指示して、その通りにやってもらう「インストラクション」とか、あとは、色んな国の色んな人が、美術だとか音楽だとか、詩とか踊りとか色んなことをする「イヴェント」を行うことで、新しいアートの在り方を形づくるそんな集団なのね
で、オノ・ヨーコもそのメンバーのひとりだったの、1960年代のはなし

チーム「フルクサス」のメンバーにはいろいろな人がいたんだけれど、オノ・ヨーコの作品は、とっても素朴、そしてその中はユーモアでいっぱいなのが特徴


天井に黒っぽい絵がある
そして、それをよく見るための双眼鏡があって、はしごも用意されている
お客さんは、はしごをのぼって双眼鏡でその絵を見てみる
ちいさく「YES」って描いてあるんだって!
オノ・ヨーコがつくる作品ってこんなかんじ

あと、オノ・ヨーコの書いた本「グレープフルーツ・ジュース
ここには、フルクサスのアートの方法「インストラクション」が言葉として表されている、全部命令形でもってね
読んだジョン・レノンは「ぼくがこれまでに燃やした本の中でこれが一番偉大な本だ」と述べているの、これについては読んでからのお楽しみ



ごめんねヨーコさん、あなたってすごいかもしれない




ツナ・サンドウィッチをひとつ作り食べなさい。

夜、23:17 なんだか おなかがすいちゃった
さあてパンを焼こう


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